前回のオンエアミーティングで話題となりました、総務省が実施している「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集」について紹介します。意見募集は令和4年12月16日(金)まで行われています。
意見募集を案内する総務省ウェブサイト:
今回の制度改正の項目について、「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案(概要)」より、以下に抜粋します。
1.アマチュア無線や電波の楽しさ等を知る・学ぶ体験機会や活用機会の拡大(1) アマチュア無線の体験機会の拡大(2) アマチュア無線が教育・研究活動で活用できることの明確化2.アマチュア局の開設・運用までの迅速化及び免許制度の簡素合理化(1) アマチュア無線従事者免許とアマチュア局免許の同時申請手続の導入(2) アマチュア局に係る電波の型式、周波数及び空中線電力の一括表示記号の導入(3) アマチュア局に係る技術基準適合証明等を受けた無線設備※の取替・増設・撤去に係る簡素合理化(4) 送信機の外部入力端子に接続する「アマチュア局特定附属装置」に係る簡素合理化(5) アマチュア無線の初心者やライトユーザーにとって見やすく・分かりやすい免許申請書等の特例様式の導入(6) 養成課程における e-ラーニングの積極的活用3.その他アマチュア無線に係る制度の明確化、整備及び簡素合理化等(1) アマチュア局の再免許の申請期間の見直し(2) 人工衛星等のアマチュア局に関する制度の明確化及び整備(3) アマチュア局の非常時や緊急時の通報に係る制度の明確化(4) アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別の簡素合理化(5) 行事等の開催に伴い臨時かつ一時の目的のために運用するアマチュア局の明確化(6) アマチュア局に係る一の構内で行われる遠隔操作についての簡素合理化(7) アマチュア局の旧コールサイン申請時の確認書類の簡素合理化(8) アマチュア無線社団局のいわゆるゲストオペレーター制度の規定の明確化(9) アマチュア局の周波数測定装置に係る規定の整理4.その他
hamlife.jpさんのウェブサイトでも、わかり易く紹介されています。
この制度改正が実施されますと、当クラブが毎年こどもの日の前後で実施している公開運用において、お子さん達が遠目に運用の様子を見るのみならず、アマチュア無線の体験もできるようになりそうです。